私はうつ?うつ気分を見逃さない
うつ病と言われている患者さんのケアは、何を気を付けて行うのでしょうか?
大阪市城東区の精神科特化の訪問看護ステーション、みのりケア訪問看護です。
本日は、うつ病のケアの入り口について語りたいと思います
みのりケア訪問看護は、うつ気分からの機能低下の変化に注意します。
つまり、うつ気分が高まって、思考や意欲、または行動機能が低下し日常生活に支障が出る兆候を探ります。
「うつ気分」とは、いわゆる精神疾患の患者さんにだけ現れるものではありません。
彼氏に振られたり、または何となく今日はしんどいなと思ったり、そんな気分も「うつ気分」です。
でも、精神疾患の方の「うつ気分」には決定的に違う点があります。
それが、思考や意欲、そして行動の機能低下なのですね。
私も訪問看護に関わった頃、「うつ病」と聞くと、気持ちの状態だけを気にしていました。
でも、先輩にその間違いを指摘してもらいました。
大切なのは気分ではなく、気分に伴う日常生活の変化だと。
その先輩は、当時の患者さんの衣服の種類や脱ぎ方、洗濯の仕方を注意深く観察していました。
この方は衣類の状態や匂いや管理方法で、「うつ気分」の悪化が分かるのがポイントだそうです。
そこで、私はいかに精神疾患の方の日常生活の変化レベルを見ることが大切か理解しました。
これまで、なぜ睡眠や部屋の様子など精神に関係のないものを観察するか疑問に思っていたものです。
私も若くて何も知りませんでした。
「うつ」という言葉ひとつとっても、精神科訪問看護はとても奥が深いです。
毎日仕事をしていて面白いなと思っています。
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