早く到着しすぎた時に

近所の町並み

看護師である私の、訪問看護での気付きを紹介します(^ ^)

みなさんはご自宅に早く着き過ぎた時、どのようにいたしますか。

私は原則時間通りに訪問するので、近辺をぶらぶら散歩することが多いです。
訪問看護を始めてすぐは、少しでも早く訪問を終わらせて次に行きたいので、早く到着すれば連絡をして、OKをもらえばすぐに訪問していました。
けれどもその時の私はわかっていませんでした、

精神疾患の方にとって予定外の行動はかなりのストレスだと言うことを。

精神疾患の方は、約束した時刻に人が来ることを意識して、それに向けて緊張しないように自分を整えています。
もし仮に約束した時刻より早く訪問してしまうと、その心の準備が一気に崩れてストレスが過度にかかってしまいます。 昔の私はその繊細さがわかっておらず今も反省しております。
現在はというと、早く到着してもすぐに訪問せず、近くをブラブラ散歩しています。

新しいお店ができたり、花が咲いていたり、その街の風景が変わっていくことに気づきます。
そんな散歩の気づきを訪問の時にお話しすると、緊張感がほぐされるのか、とても打ち解けた人間関係になります。

急がば回れと言いますが、自分のことではなく患者さんファーストを意識して、自分に余裕を持って訪問したいと思います。

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