「頑張りましょう」の失敗

看護師である私の、訪問看護での気付きを紹介します^ ^

大阪市の精神科特化の訪問看護ステーション、みのりケア訪問看護は患者さんとのコミュニケーションを慎重にいたします。

ただ私には、看護師が当たり前と思っていた言葉で傷つけてしまった失敗があります。

「頑張りましょう」このありふれた一言を言ってしまいました。

患者さんが落ち込んでいて、気力がなかった時に、励ます意味をこめて言ってしまったのです。

けれども患者さんの受け取り方は違いました。

自分は頑張っていると怒ってしまい、精神的に不安定になってしまいました。

日常的に気軽に口に出てしまう言葉でさえ、いくら善意があっても適切な看護はできないと学びました。

また励ます気持ちがあっても相手は否定的に受け取ってしまいます。

精神疾患を抱えている相手のことを否定しないことがいかに難しいか、思い知らされました。

上司にその失敗を話し、一緒に対策を考えました。

それから自分の話すこと、態度一つ、どのように受け止められるかを、その方の病状踏まえて、コミュニケーションできるよう努めています。

 

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