「帰れ!」と言われた時に

手紙

看護師である私の気づきを紹介します(^^)

もし皆さんが患者さんの訪問に行って、門の前で「帰れ!」とだけ言われたらどうしますか。

私が訪問看護ステーションに入社して間もない頃は、本当に帰っていました(恥ずかしいです💦)。 上司にも「帰れと言われてたから帰ってきたから何か問題があるか」的な態度をとっていました。

しかし、それって自分が楽をしたい、上司から怒られたなくないだけなんですね。 私のその「帰れと言われたから帰ってきた」という判断には患者さんのケアの視点が欠けていました

決して門の前で粘れというわけではありませんが、なぜ訪問を拒否されたのか、その場でしっかり考える必要がまずあります。 そして対話が必要なら、無理のない範囲で返事をすることも大切でしょう。

例えば薬の受け渡しがどうしても必要だったり、疾患の症状で要観察の項目があればそれを聞きたかったりするはずです。 私はそんな時、もちろん人にもよりますが、手書きのお手紙を書いてポストに入れることにしています。 こちらからの質問事項も書いてあるのですが、それより、私があなたのことを心配していること、あなたが元気だと嬉しいということをしっかり書きます。

中には後でお礼のお手書きをくれることがありました。 大切に思ってくれて嬉しかったという言葉があって、その手紙は私の宝物になっています。 それを成功体験に得てからか、私はよく直筆でお手紙を書くことが多く、手紙看護師とまで言われています😅

あなたは「帰れ!」と言われた時にどのように対応いたしますか。 私の拙い経験を参考にして考えていただければと思います。

みのりケア訪問看護ステーション スタッフより

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